S60(ボルボ)の買取相場・査定価格
S60(ボルボ)の買取実績や年式・走行距離・グレードごとの相場価格をご覧いただけます。

ボルボ S60の買取参考相場
9.9万円 〜 963.4万円
| 下取り価格 | 9.2万円 〜 934.5万円 |
| 年式 | 2005年 〜 2023年 |
| 走行距離 | 10,000km 〜 100,000km |
※2025年12月現在
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ボルボ S60を高く買い取ってもらうコツ
ボルボ S60の人気グレード
ボルボ S60の買取で一番人気なのはディーゼルエンジンモデルの「D4」です。
「D4」には5つのラインナップがありますが、いずれもリセールバリューが高く、安定した人気を誇っています。
ガソリンエンジン仕様の「T」シリーズより人気なのは、単純に維持費の問題もありますが、ボルボ特有の高いディーゼルエンジンの性能を味わえるモデルです。
ボルボは日本でも展開しているトラックメーカー「UDトラックス」の親会社であり、同社のエンジンはすべてボルボ製です。
強力なパワーを生み出すエンジンには一定の評価があり、主にトレーラーヘッドとして採用されるほどの信頼性があります。
そのディーゼルエンジンを、小型化しているとはいえ搭載しているS60の人気が高いのは、非常に魅力的と言えます。
もちろんガソリンエンジンのモデルも人気があります。
そもそもS60はボルボのラインナップで唯一のセダンです。
非常に珍しい1台であり、高い人気を誇っていることは言うまでもないでしょう。
しかし、セダンという形状の問題でイマイチ人気がないせいか、ほかのボルボの車よりも買取額が安くなってしまいがちです。
ほかのボルボ車よりも買取相場が低いのですが、それでも人気が高い車であることに変わりはありません。
ボルボ S60の人気カラー
ボルボ S60の人気カラーは、ホワイト系の「クリスタルホワイトパール」とブラック系の「オニキスブラック」です。
どちらもセダンの形状によく似合うカラーであり、S60の高級感を一段と引き立ててくれるカラーでもあります。
また、日本国内ではよく選ばれるボディカラーのため、順当な結果とも言えます。
ホワイト系、ブラック系にシルバー系を加えた3色は、無難なボディカラーと言われるもので、最近は日本以外でも人気が高まっているカラーです。
汚れや傷が目立ちにくく、手入れの手間が少ないことと、車の高級感を醸し出すとして人気が安定しています。
海外では、この3色は「ずぼらなヤツが選ぶ色」とまで言われていましたが、最近になって見直されています。
無難な3色が選ばれるのは、S60がセダンだから似合うというわけではなく、ボルボのような高級輸入車だから選ばれることが多いのです。
とにかくきれいで高級感を醸し出せるカラーであり、手入れの手間が少ないため、非常に人気が高いのです。
ただし手入れの手間が少ないとはいえ、まったくしなくてもいいわけではありません。
日頃からの洗車やワックスがけで査定額が変わることも多いので、定期的な洗車を心がけておきましょう。
ボルボ S60の人気オプション
ボルボ S60には、おすすめのオプションがセットになったセット販売されているオプションがあります。
特におすすめなのは、ステアリングヒーターやリアシートヒーターなどがワンセットになった「プライスパッケージ」です。
「プライスパッケージ」には各種ヒーターのほか、「散るとアップ機構付電動パノラマガラスサンルーフ」や高級感を醸し出す「テイラードダッシュボード」「19インチアルミホイール」のセットです。
実はこのオプションセット、全部を個別で装備するよりもお得なセットになっており、どれも人気のオプションばかり。
もし「プライスパッケージ」を搭載した個体であれば、非常に高額で査定してもらえるでしょう。
特に評判の高い「ステアリングヒーター」や「リアシートヒーター」が付いているだけで十分魅力的な車と言えます。
ほかにも純正ホイールも人気が高いので、「プライスパッケージ」でオプションが付いている車は高額査定の対象になるでしょう。
査定員に「プライスパッケージが付いている」と伝え、査定員が確認できれば、ほかのS60よりも高く買い取ってもらえる可能性も高くなります。
もし外してしまっているのであれば、取り付けし直すか査定のときに一緒に見せましょう。
ボルボ S60の特徴
ボルボ S60の概要
ボルボ S60はボルボで唯一のセダンです。
現行モデルは2019年にデビューした3代目にあたり、中古車市場にはまだ台数が少ないため、今後の登場に期待がかかります。
全長4,761mm×全幅1,850mm×全高1,431mmという一般的なセダンのサイズですがホイールベースが2,872mmと長く、安定した走りができる特徴があります。
現在日本の中古車市場に多いのは2代目で、全長がほんの少し短い代わりに全幅と全高が大きいのが特徴です。
これはプラットフォームの違いによるもので、2代目がY20プラットフォームなのに対し、3代目では新開発のSPAが採用されました。
どちらも日本の道路状況にマッチしているため乗りにくさを感じることはなく、ボルボらしい力強い走りができる面で国産セダンとの違いを味わうことができます。
エンジンはガソリンエンジンとディーゼルエンジンがラインナップされる流れが初代からありました。
しかし、3代目S60ではディーゼルエンジンが登場しておらず、代わりにハイブリッドシステムを搭載したモデルが登場しています。
今回新しく採用されたハイブリッドシステムエンジンは、出力が530PSと非常に強力です。
同じ3代目S60のガソリンエンジンモデルが、最大421PSの出力が可能なグレードが限界なのに対し、大きな差をつけているのです。
初代・2代目・3代目と製造国が違いますが、安定した品質とネームバリューから、セダン不人気と言われる現在でも愛好家から広く支持されています。
ボルボ S60の魅力
ボルボ S60の魅力は、セダンとは思えないほどのエンジンパワーと、高い安全性能の2点です。
中古車市場のボリュームゾーンである2代目S60には、日本で発売されていた市販モデルだけで4種類のエンジン型式がありました。
その中でもっとも排気量が小さい1.6Lのものでも、最大トルクは350Nmと非常に強力。
このパワーはほかのメーカーのエンジンの中でも高い部類に入り、トラックのエンジンを製造するボルボらしい特徴を持った車になっています。
ホイールベースも2,776mmあることから安定した走行もできるのが特徴です。
ボルボは安全性能に関わる機能を積極的に研究開発し、実車投入しています。
2代目S60も発売開始当初から当時としては珍しい安全性能を装備していました。
仕様変更のたびに追加される機能もありました。
例えば右折時対向車検知機能や、道路逸脱回避支援システムがそれです。
事故を未然に防ぐための機能が満載のS60には、ボルボの特徴や車作りの精神が各所にちりばめられているのです。
ボルボ S60の歴史
ボルボ S60は名前こそ同じですが、その兄弟関係にある車や生産国が違う、少し変わった特徴を持つ車です。
それまでラインナップされていたボルボの車とは違う、流線型のフォルムがS60の最大の特徴でもあり、初代から一貫してこのスタイルを貫き通しています。
初代S60は、2000年に登場しました。
兄弟関係にあるのはワゴン車のV70で、Sシリーズの中ではS40とS80の中間地点に位置します。
プラットフォームはV70と同じものを使用していますが、V70がステーションワゴンなのに対し、S60はセダンに分けられました。
角ばっていた従来のボルボのデザインとは違う、まったく新しいフォルムで登場したS60が日本に登場したのは2001年です。
導入されたのは2.4Lエンジンのものと、ターボ付きのもの、そしてさらに上位になるハイプレッシャーターボを搭載した3種類でした。
エンジンはすべて直列5気筒であり、トランスミッションも5速AT(オートマチックトランスミッション)を採用しています。
発売後に順次、排気量違いのラインナップや特別仕様車も登場しましたが、エンジンは一貫して直列5気筒のままでした。
毎年少しずつ手を加えられる「イヤーモデル制」を採用しているため、年式によって装備や機能がほんの少し異なるという特徴を持っています。
例えば2004年には、その2年前からラインナップされていた「T-5 Sport」の排気量が2.3Lから2.4Lへと変更されました。
ほかにもさまざまな部分で改良が重ねられていましたが、2008年に発表された「2009年モデル」を最後に製造・販売を終了し、2代目へと世代交代を果たします。
2009年のデトロイトモーターショーで披露された2代目S60が市販化されたのは2010年5月。
日本での発売は翌年の2011年3月でした。
流線型のフォルムを残したまま新登場した2代目は、V70ではなくV60とコンポーネンツの大半を共有しており、実質的にはV60の兄弟にあたる存在です。
プラットフォームも初代S60から変更された、ボルボ・Y20プラットフォームに切り替えられました。
大きな違いはエンジンの排気量で、最低でも2.4Lあったものが1.6Lまでダウンサイジングされています。
エンジンも直列5気筒から直列4気筒に変更されており、パワーダウンの懸念がありましたが初代と遜色ないトルクや馬力を誇っていました。
高い安全機能を標準搭載しており、衝突被害軽減ブレーキや時速35km/h以下のときに障害物や歩行者・前方車両を検知して衝突回避をアシストする「ヒューマン・セーフティー」も搭載されていました。
トランスミッションも6速ATに変更になり、名前こそ同じものの中身はほぼまったく異なる車に仕上がっています。
2代目から初めてディーゼルエンジンのモデルが採用され、高い人気を誇っていました。
また、初代同様「イヤーモデル制」を採用していたため一部改良が頻繁に行われ、機能面の向上も常に図られていたのです。
特別仕様車も多く存在しますが、特に注目を浴びたのが「S60 ポールスター」です。
走りに特化したエンジンチューニングであり、3.0L 直列6気筒ターボエンジンの力で、0~100km/hへ到達するまでわずか4.9秒という驚異的なタイムをたたき出しました。
30台限定の特別仕様車でしたが人気が高く、即買い手がつくほどの注目を浴びました。
「S60 ポールスター」はその後もたびたび登場しましたが、人気は変わらず高く、2代目の最終系となった2018年モデルの「S60 ポールスター」にはシリアルナンバーが刻印されています。
なお、初代および2代目S60の生産の中心はベルギーでしたが、3代目からその役目を追えています。
2019年に登場した3代目S60は、ボルボ史上初となるアメリカで生産された1台です。
プラットフォームが「ボルボ・SPA(スケーラブル・プロダクト・アーキテクチャ)」に変更されたほか、流線型のデザインはそのままにしながらノッチバックスタイルに変更されました。
動力の面ではディーゼルエンジンが設定されず、代わりにプラグインハイブリッド(PHEV)を搭載。
日本では2019年11月から発売が開始され、扱いやすいサイズ感から人気になりました。
インテリアはV60と共通している部分もありますが、デザインの関係であり、基本的には今日だとしないのが一般的です。
排気量は全車2.0Lの設定ですが、今後の一部仕様変更やマイナーチェンジで新たなモデルや特別仕様車が発表される可能性もあります。
今後の発表に注目が集まります。
このように、兄弟関係や製造拠点が違う歴代S60ですが、ボルボの特徴であるパワーのあるエンジンや高い安全性能は変わりません。
特に安全性能に関しては世界中の自動車メーカーが日夜、研究開発を進めています。
今後のS60には更なる先進安全技術が搭載されるでしょう。
ボルボ S60買取相場の傾向
ボルボ S60の買取相場の傾向は、新車価格の1/2~1/3程度が相場です。
新車価格が400万円台後半~500万円台と高額なので、一番高いものでも200万円未満が一般的です。
特に、中古車市場でボリュームゾーンである2代目S60は2018年を最新として3年以上が経過しているものばかりなので、市場価値としては大きく下がってしまっています。
一般的に、よほどの人気車種でない限り1度目の車検を終えた車は中古車での買取価格が下落しがちです。
S60も例外ではなく、新車から3年を境に大幅な買取価格の下落が見られます。
また、セダンという不人気なタイプの車であることも影響して、新車価格ほどの価値は期待できませんが、それでも高級車のネームバリューで同じセダンの中でも比較的高額で買い取ってもらえるのです。
最近主流はSUVであり、なかなかセダンに目を向けてもらえることはありません。
国内でネームバリューのあるトヨタ クラウンも次期モデルは長年守り続けてきたセダンではなく、SUVとして登場するのではないかとの噂もあります。
「鼻が長くて乗りにくい」「おじさんが乗る車」という、昔からある形状の車なだけに、妙な先入観がついてしまった結果とも言えます。
しかし、S60はボルボという世界的な有名ブランド。
日本国内でも人気が高いことからほかのメーカーのセダンほどの大きな値崩れはなく、大きな傷や事故のあとがなければ100万円以上の価値にはなるでしょう。
ただしガソリンエンジンのモデルで、製造年が古いモデルに関しては100万円を切る可能性があります。
年式もそうですが走行距離による減点も大きいため、あまり走っていない車が高く買い取られる傾向にあるのです。
オプションやカラーの影響もありますが、それよりも走行距離をはじめとする、一般的に中古車買取で減点される項目に左右されると考えるといいでしょう。
中古車買取オークションのセルカでは、年式が古く走行距離もかさんでいる車でも、普通の査定や下取りよりも高く買い取れる可能性があります。
実際、S60でもほかの中古車一括査定サイトで明示された金額より20万円高く買い取った実績もあります。
セルカでは全国6,000店の中古車買取店と提携しており、一番高く買い取ってくれる買取店をセルカへのお問い合わせと査定1回で調べることができるのです。
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