ゴルフトゥーラン(フォルクスワーゲン)の買取相場・査定価格

フォルクスワーゲン　トゥーランは、2003年に登場したプレミアムコンパクトミニバンです。 フォルクスワーゲン　ゴルフをペースに3列シート7人乗りを可能とした小型ミニバンで、ユーロNCAPで最高の安全評価を得た実績からヨーロッパでは送迎用の車として商用にも使われることの多い車となっています。 日本での走行にも適した手頃なサイズのミニバンであるため中古車市場でも人気があります。 今回は、そんなフォルクスワーゲン　トゥーランの中古車買取相場と高く買取してもらうコツについてご紹介します。

トゥーランの買取情報

トゥーランのグレード、色、オプションなど

グレード：TSIハイライン、TSI Rライン、TDIハイライン

フォルクスワーゲン　トゥーランの新車市場では、ディーゼルモデルのTDIシリーズが人気です。 エコカー減税の効果でガソリンモデルとの価格差が大きく縮まっていたほか、ハイオクガソリンとディーゼル燃料の単価の違いも影響して良く選ばれる傾向にありました。 一方、フォルクスワーゲン　トゥーランの中古車市場では、充実仕様のTSIハイラインやスポーティで高機能なTSI Rラインの人気も健在です。 シートの素材の違い、シートヒーターの有無、スマートエントリーシステムの有無などベースグレードとは大きな違いがありリセールバリューは高めとなっています。

オプション：ナビ、パワーテールゲート、リアビューカメラ、駐車支援システム

フォルクスワーゲン　トゥーランのオプションでは、ナビやETCのほか自動開閉システム付きのパワーテールゲート、駐車時に便利なリアビューカメラおよび駐車支援システムが人気です。 Rラインでは、電子制御式のアダプティブシャシーコントロール「DCC」も買取評価の高いオプションとなっています。  　

色：ピュアホワイト（白：0Q)、ディープブラックパールエフェクト（黒：2T)

フォルクスワーゲン　トゥーランのカラーでは、定番の白黒カラーが人気です。 いわゆる「色物（いろもの）」でないカラーで、老若男女問わず好まれやすいカラーであることからリセールバリューが高くなっています。 次いで、色褪せやキズ・汚れなどが目立ちにくいシルバーが人気です。 これらのカラーである場合、他色と比較して買取査定額が5%程度上乗せされることが多くなっています。 　　

あなたのフォルクスワーゲン・トゥーランはいかがですか？

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では、ここでフォルクスワーゲン・トゥーランを高く売るためにフォルクスワーゲン・トゥーランのことをもうちょっと知っておきましょう。 　

トゥーランの概要

フォルクスワーゲン　トゥーランは、2003年に登場したプレミアムコンパクトミニバンです。 エクステリアは、ゴルフでも使われているプラットフォームをベースに拡大したボディが特徴です。 インテリアでは、自由自在でフレキシブルなシートアレンジが可能で、2列目シート裏にはレバーを設置。 これを引くだけでシート全体を移動でき、シートアレンジ時や3列目シートへの乗車時の負担を少なくすることができます。 上位グレードには、自動開閉機能付きパワーテールゲートを搭載することができ、リア下方に設置されたセンサーにつま先を当てるだけで自動的にリアゲートが空いてくれます。 お買い物時に荷物で両手が塞がっているときでもスムーズに積載ができ大変便利です。 エンジンは、直噴式のTSIエンジンやディーゼル仕様のTDIエンジンを搭載。 部品の合理化や共通化を図る革新的なモジュールコンセプトMQBを採用するようになり、車体の軽量化が促進されたことで、さらに軽快な走りを見せるようになりました。 トランスミッションは、フォルクスワーゲングループ独自のDSGトランスミッションを搭載。 エンジンパワーを効率的に引き出すことで、だれでも簡単に気持ちの良いドライバビリティを堪能することができるとともに低燃費の実現にも役立てられます。 足回りでは、ゴルフ譲りの爽快な走りと高いハンドリング性能を継承。 前輪にはマクファーソン式ストラット、後輪には4リンク式サスペンションが長らく採用されてきました。 ゴルフの走りの良さをそのままに、家族ができても長く乗れる、高い利便性を持ったオールマイティな車がフォルクスワーゲン　ゴルフトゥーランです。

フォルクスワーゲン・トゥーランの歴史

初代フォルクスワーゲン　トゥーランは2003年に発表され、日本には2004年から導入、販売されるようになりました。 エクステリアは、全長×全幅×全高で、4390mm、1795mm、1660mm、ホイールベースは2675mmで車重は1600kgほどでした。(2004年発売モデル「GLi」グレード) 日本導入モデルのエンジンには、直列型4気筒1.4L～2.0L(最高出力116ps~170ps)をラインナップ。 海外仕様では2.0LのCNGモデル（最高出力109ps）やディーゼルエンジンモデル（直列型4気筒1.9L~2.0L（最高出力90ps~170ps）も存在していました。 トランスミッションは日本導入モデルでは6速～7速ATを搭載。 駆動方式はFFモデルのみが国内導入され、サスペンションは前輪にマクファーソン式ストラット、後輪には4リンク式が組み込まれていました。 販売面では、2004年4月に日本国内販売がスタートすると「2004-2005輸入車部門カー・オブ・ザ・イヤー」を受賞し好スタートを切っています。 仕様変更の変遷では、当初は6速ATだったトランスミッションが2009年9月の改良で7速DSGへと変更になっています。 2010年11月には安全面での向上が見られ、クルーズコントロールやレインセンサー、オートライトシステム、ブレーキアシストなどの機能が全モデルに標準搭載されるようになりました。 2012年7月の改良では、ドライバーの疲労検知・警告システム「Fatigue Detection System」を標準装備。 2013年には、駐車時に便利なパークアシスト機能を標準装備し、障害物などの危険を運転者に知らせるパークディスタンスコントロールのセンサーがフロントにも搭載されるようになりました。 その後、2代目フォルクスワーゲン　トゥーランが2015年3月に発表され、日本では2016年1月12日から販売開始となっています。 部品の合理化や共有化を通じて、低コスト製造を実現して車両販売価格を抑えるMQBプラットフォーム思想のもと開発され、車重は最大60kg以上の軽量化に成功。 エクステリアは、全長×全幅×全高で、4535mm、1830mm、1660mm、ホイールベースは2785mmで車重は1560kgほどでした。(2016年発売モデル「TSI　ハイライン」グレード) ボディサイズ全体が拡大されたことで車内空間がより広大となっており利便性が大きく向上しています。 エンジンは主に、直列型4気筒1.4L(最高出力150ps)、ディーゼルエンジンでは、直列型4気筒2.0L(最高出力150ps)をラインナップ。 ブルーモーションテクノロジー（アイドリングストップ＆ブレーキエネルギー回生システム）を標準搭載することで燃費性能も最大20%近く向上しました。 駆動方式はFF、サスペンションは前後輪に車体のロールを抑制するスタビライザーが積まれ前輪にマクファーソン式ストラット、後輪に4リンク式を継続採用。 インテリアに施されたエアバッグは先代の6か所から9か所へと増大し、先進の安全機能でもアダプティブクルーズコントロール、レーンキープアシスト、プリクラッシュブレーキシステム、ポストコリジョンブレーキシステムなど数多くの強化が図られました。 このようにフルモデルチェンジやマイナーチェンジで大幅な機能強化や魅力的なデザインがなされると中古車査定相場に大きな影響が出ることがあります。 お車の売却を検討されているかたは、お早めに一度ご相談されるとよいでしょう。