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ハイエースバン(トヨタ)の買取相場・査定価格
ハイエースバン(トヨタ)の買取実績や年式・走行距離・グレードごとの相場価格をご覧いただけます。

トヨタ ハイエースバンの買取参考相場
41.4万円 〜 1068.6万円
| 下取り価格 | 37.7万円 〜 1015.1万円 |
| 年式 | 0年 〜 2024年 |
| 走行距離 | 0km 〜 500,000km |
※2025年12月現在
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ハイエースバンの買取価格の12ヶ月の推移
2024年末~2025年の2月までは220〜280万円前後で推移していますが、その後の動きに注目すると、4月に一度200万円を割るまで下がり、初夏には一気に340万円近くまで跳ね上がりましたが、その翌月には再び200万円前半まで急落しています。7月~8月は約300万円の高値圏を維持したものの、直近の秋口には180万円台までこの1年で最も低い水準を付け、その翌月には230万円前後まで持ち直している形です。
季節的な需要の盛り上がりが影響することもありますが、人気車種かつロングセラー車種であるハイエースバンは、年式が古い車両や走行距離が伸びた車両なども多く市場に存在するため、年式や走行距離が特定の月で偏ると、全体の相場に与える影響も大きくなります。
売却を検討する際は、グラフで大まかな推移を確認したうえで、お持ちの車両のグレード・年式・走行距離が近い実績を詳しく調べてみることが大切になります。
ハイエースバンの年式別買取参考相場
| 年式 | 買取参考相場 | 実績 |
|---|---|---|
| 2000年(25年落ち) | 24.1万円 〜 260.7万円 | > |
| 2002年(23年落ち) | 64.5万円 〜 229.9万円 | > |
| 2003年(22年落ち) | 33.8万円 〜 182.1万円 | > |
| 2004年(21年落ち) | 56.2万円 〜 333.7万円 | > |
| 2005年(20年落ち) | 12.1万円 〜 305.8万円 | > |
| 2006年(19年落ち) | 3.8万円 〜 350.5万円 | > |
| 2007年(18年落ち) | 85.0万円 〜 524.5万円 | > |
| 2008年(17年落ち) | 4.8万円 〜 354.9万円 | > |
| 2009年(16年落ち) | 70.0万円 〜 437.8万円 | > |
| 2010年(15年落ち) | 33.0万円 〜 432.3万円 | > |
| 2011年(14年落ち) | 15.6万円 〜 643.0万円 | > |
| 2012年(13年落ち) | 17.8万円 〜 482.9万円 | > |
| 2013年(12年落ち) | 13.8万円 〜 685.0万円 | > |
| 2014年(11年落ち) | 42.3万円 〜 649.8万円 | > |
| 2015年(10年落ち) | 47.5万円 〜 379.3万円 | > |
| 2016年(9年落ち) | 120.2万円 〜 579.4万円 | > |
| 2017年(8年落ち) | 119.0万円 〜 591.7万円 | > |
| 2018年(7年落ち) | 47.1万円 〜 731.5万円 | > |
| 2019年(6年落ち) | 67.5万円 〜 964.4万円 | > |
| 2020年(5年落ち) | 85.0万円 〜 875.2万円 | > |
| 2021年(4年落ち) | 44.5万円 〜 1017.3万円 | > |
| 2022年(3年落ち) | 70.3万円 〜 830.6万円 | > |
| 2023年(2年落ち) | 108.1万円 〜 902.6万円 | > |
※1 買取相場価格は弊社が独自に統計分析した値であり実際の買取価格を保証するものではありません。
※2 同年式の流通台数が少ないため、同型車種 / 近接年式のデータで推定しています。
ハイエースバンのオークション実績
ハイエースバンの買取参考相場と傾向
その堅牢さや信頼性から“最強の商用車”とも呼ばれるトヨタ ハイエースバンは、2024年8月現在約4000台ほどが中古車市場に流通しています。そして、流通している個体のほとんどが04年登場の現行200系(5代目)モデル。中古車価格の平均相場は300万円以上と、20年以上のロングライフモデルとは思えないほどの高水準で取引されています。もちろんその傾向は買取市場でも強く、高額買取が続出している状況。登場当時の初期モデルでも、100万円以上の買取額をつけることがあるほどです。
ハイエースバンの買取の傾向
200系ハイエースのアフターマーケットでの高騰ぶりは、その需要の高さゆえといえるでしょう。ハイエースの人気ポイントは、積載量に加え、信頼性と堅牢なつくり。頑丈すぎるがゆえに、中古車市場では走行距離の常識が通用しないほどです。中古車ではターニングポイントとなる10万kmほどの走行距離ではほぼマイナスになることがなく、20万km、30万kmを超えても余裕で買取額がつきます。例えを挙げれば、セルカの買取実績では20万km以上/10年落ち以上の個体に、100万円以上の買取額がついています。そのくらい距離を走っていても、まだまだ壊れず使えるという信頼性が広まっているからです。
信頼性という強みは海外にも十分に浸透しているため、海外輸出用としてもつねに高い注目を浴びているということも特徴のひとつです。特に走行距離の概念は、国内市場よりも海外のほうが緩くなります。これは商用車だからという点ももちろんですが、距離を重ねていてもあらゆるところがしっかり機能する頑丈さが評価されているからです。こういった海外需要の高さが高額買取をキープしている理由でもあります。
ハイエースバンの買取相場
中古車市場での販売価格平均相場は約315万円(2024年8月現在)と、登場が20年以上前の商用車だとは思えない価格をキープしている200系ハイエース。買取価格も基本的には中古車の市場価格に比例(中古車販売相場の50~80%が買取の平均)しますので、異常なほどまでに高額で買取されていることがわかります。この傾向はフルモデルチェンジを迎えない限りしばらく続くと予想されます。
しかし買取相場がいくら高いとはいっても、当然年式によって価格差が出てきます。新しい年式になればなるほど高額で取引されるのは、他車と同様。最新の24年式は、新車価格よりも高額で販売されているケースも多く見られます。逆に04年のデビューに近い年式の個体は、中古車販売価格でも平均130万円台と安価になってしまいます。ただ、通常で考えれば20年落ちの中古車に100万円以上の価格がつくということが異常です。ハイエースの需要の高さが窺い知れる点といえます。
グレード別では、最上級のスーパーGL人気が圧倒的。軒並み高額で取引されています。商用ではなく乗用で使用する人はスーパーGLを求める傾向が強く、その需要が高いために人気が集中しています。ボディ形状では、全幅が5ナンバーサイズに収まる標準ボディ、もしくはロングボディが高需要。全幅が1880mmにまで拡大するワイドボディ系は、本当に必要な人や目的が限られる人、車庫スペースに余裕のある人にしか求められない傾向ですが、そもそもの流通台数が多くないこともあり価格は安定しています。
ハイエースバンの豆知識
いまや世界約150ヶ国で販売されているグローバルモデルのハイエース。文字通り世界中で愛されているクルマですので、海外輸出も盛んに行われています。状態のよい個体はそのまま輸出、そうではない個体だとしてもパーツ単位で売れてしまうほど、世界中に需要のあるクルマです。買取価格が比較的高額で安定しているのも、こういった海外需要が高いという背景があるからこそです。
無事故車両で、なおかつ大きな外傷や凹みがないのであれば、高額での買取が期待できます。走行距離に応じて劣化する消耗品などを適切に交換し、いいコンディションを保つようにしましょう。定期点検や車検に加え、少しでも異常を感じればすぐに整備してもらうなど日頃から注意していれば、査定時の大きな減点は避けられるでしょう。
ハイエースバンを高く買い取ってもらうコツ
ハイエースが求められる点は、荷物が多く積載でき、故障や不具合がなくしっかりと走れること。エンジンや足まわりなどの機関系はもちろんのこと、片輪を乗り上げていてもスライドドアが開閉できる、シートのアレンジが不具合なくできるなど、積載系の機能面も重要視されます。年式や走行距離は、基本的にあまり気にしなくてもいいハイエースですが、査定に確実に影響するであろう機能面の不具合は修理するか、もしくは修理が困難なら正直な申告をしたほうがベターといえます。
キズや凹みは、内装よりも外装のほうが査定に影響するでしょう。正直商用車の中古車では、荷室は機能面が優先されるのできれいさはあまり求められません。逆に外傷のほうが影響は大きいと考えましょう。同時に事故車は特に懸念される方向です。ボディの少しの歪みが機能面の不具合にもつながるので、事故修復歴は査定に大きく響きます。走行距離を気にしなくていい反面、修復歴なしなどのコマーシャルビークル特有の条件が求められる傾向です。
カスタム人気も相まって、カスタム車の需要が多いこともハイエースの特徴。改造車は、ノーマルに戻すよりもむしろそのまま査定したほうが高額査定につながる可能性があります。ノーマルに戻せるパーツを保管しているのなら、付属させたほうがさらに査定アップにつながるでしょう。
現行5代目は04年に登場しているロングセラーモデルですが、モデルチェンジのうわさも聞こえ始めています。商用車はモデルチェンジすると相場が下がりやすくなりますので、売却は新型が発表される前が好ましいです。
モデル特徴
キャブオーバー型商用バンで圧倒的なシェアを誇るハイエースは、現行200系へと変わる際に、それまでラインナップしていた乗用車の高級ワゴン(スーパーカスタム系)をアルファードと統合し、商用バンとマイクロバス仕様のみへ、いわゆる完全なコマーシャルビークル化をしました。本来であれば業務用に使われるクルマではありましたが、トラック等と比較しても圧倒的にいい乗り心地や長距離巡航の楽さ、そして世の中のアウトドアブームの盛り上がりも相まって、徐々に乗用車的な使い方の需要が高まっています。
ハイエースバンの人気カラー
商用バンとしての需要が大半を占めるため、こだわった色はそこまで求められていないのが現状です。傷が目立ちにくい、白とシルバーが大多数を占め、黒やネイビーがこれに続きます。ダーク系の色も人気はありますが、自家用か事業用かで色のチョイスは変わります。傷が目立ってしまうダーク系の色は、事業用としては敬遠される傾向です。
自家用としての需要は、逆にダーク系やアースカラーなどの乗用車的なカラーも一定の人気があります。目立った外傷や凹みがなければ高額の買取も期待できるでしょう。
ハイエースバンの人気オプション
ハイエースはその特殊な用途によって、必要とされるオプションもさまざま。こちらでは、付いていれば査定のプラスに働く人気オプションを紹介します。
バックモニター
商用、自家用問わず人気のオプション。荷物を積載するハイエースは、後方視界が目視やミラーで確認できない場合も多くなります。安全のために装着する人が増えているオプションです。映し出すモニターとカメラのセットとなりますが、純正オプション以外の社外品も多く揃っていることが特徴です。これが付いていると、原則リアドアのアンダーミラーが必要なくなります(純正品の場合は非装着)。
パノラミックビューモニター
車体を上から見るような、俯瞰視点で映し出す安全装備。前後左右のカメラによって、車体のまわり360度をモニターで確認できます。ボディが大きく、積載時は視界が悪くなるハイエースにはプラスになる装備で、特に自家用で需要が高まっています。純正オプションでしか選べません。
デジタルインナーミラー
こちらも、積載時に重宝するアイテム。ルームミラーをモニター化し、後方カメラの映像を映し出します。商用だけでなく、キャンピングカーなど荷室の窓が常時塞がっている自家用車でも必須の装備といえるでしょう。
助手席エアバッグ
商用より自家用のほうで需要のあるアイテムです。今どきの新車では珍しいのですが、ハイエースでは全グレードでオプション設定となっており、最上級のスーパーGLでも標準装備されません。大切な同乗者の命を守るため、自家用勢にとっての必須オプションといえます。
プライバシーガラス
スーパーGLとDX GLパッケージ以外ではオプション設定。荷室のプライベートを守るための装備ですので、商用より自家用で特に需要の高いオプションです。純正オプションの場合、リアサイド、リアクオーター、バックドアとそれぞれ別オプションとなっていて、必要に応じて選択できる点が特徴的です。
両側電動スライドドア
商用よりも自家用での需要が特に高いオプション。上り坂での駐車時など、力を必要とするときに重宝するアイテムです。ミニバンのように使用する場合、ハイエースのスライドドアは長く大きいこともあり開閉がしづらい場面が出てきます。電動にすれば問題なく開閉できるため、ファミリー層などの自家用勢で特に人気が高くなっています。
ハイエースバンの人気グレード
ハイエースバンの基本グレードは、スタンダードの「DX」と上級の「スーパーGL」の2種類。これにさまざまなボディサイズと乗車定員が組み合わせられます。グレード間の装備違いはボディ特有のものも一部ありますが、ほぼ共通となっています。
DX
一番需要の多い、商用バンのベーシックグレード。ボディ形状はワイドロング・ミドルルーフ以外のすべてが選べます。ADAS(先進安全運転支援システム)のトヨタセーフティセンスは全グレードに標準装備されますが、シルバー塗装のフロントグリル、運転席のみのシートスライド、マニュアルエアコンなど装備が簡素化されています。
DX GLパッケージ
DXに上級装備を一部採用した、ハイグレードタイプ。前後カラードバンパーやメッキグリル、プライバシーガラスなどが標準化されています。見栄えがよくなるため、商用だけでなく自家用としても人気が高いグレードです。なお、荷室フロアがフラットなジャストローやルートバンなど、一部の仕様では選択できません。
スーパーGL
一番人気の最上級グレード。特に自家用で使用するユーザーからの支持が多くなっています。ロング・標準ルーフとワイドロング・ミドルルーフのみに設定されます。
外装ではドアハンドルとバックドアガーニッシュがメッキ化し、フロントグリルとサイドミラーもメッキとなります。LEDフロントフォグランプも標準化。内装ではフロント両席&リアシートのスライド機構、オールフラットシート、オートエアコン、リヤクーラー&ヒーター、スマートエントリー&スタートシステム(スマートキー)、スライド&バックドアイージークローザーなど、快適性や利便性を高める装備が与えられます。
乗用車として使用しても問題ない装備が整えられた、唯一のグレードです。キャンピングカーなどのカスタムベース車としても絶大なる支持を得ています。
サイズスペック
ハイエースには長さ、幅、高さそれぞれに以下の種類が用意されています。
全長=ロング/スーパーロング
全幅=標準/ワイド
全高=標準/ミドル/ハイ
このうち、ワイドとハイルーフが1ナンバー登録となり、ほかはすべて4ナンバー登録となります。
ロング・標準ルーフ
全長:4695mm
全幅:1695mm
全高:1980~1985mm
ホイールベース:2570mm
車重:1630~1930kg
ロング・ハイルーフ
全長:4695mm
全幅:1695mm
全高:2240mm
ホイールベース:2570mm
車重:1680~1890kg
ワイドロング・ミドルルーフ
全長:4840mm
全幅:1880mm
全高:2105mm
ホイールベース:2570mm
車重:1890~2040kg
ワイドスーパーロング・ハイルーフ
全長:5380mm
全幅:1880mm
全高:2285mm
ホイールベース:3110mm
車両重量:1860~2020kg
エンジンスペック
3種のエンジンがラインナップしていますが、全グレードで選べるのは2.8Lディーゼルのみ。ガソリンエンジンは、ワイドボディが2.7L、標準ボディが2.0Lと分けられています。
【2.7L ガソリン・6速AT】
エンジン型式:2TR-FE
エンジン種類:直4 DOHC
総排気量:2693cc
最高出力:118kW(160ps)/5200rpm
最大トルク:243Nm/4000rpm
【2.0L ガソリン・6速AT】
エンジン型式:1TR-FE
エンジン種類:直4 DOHC
総排気量:1998cc
最高出力:100kW(136ps)/5600rpm
最大トルク:182Nm/4000rpm
【2.8L ディーゼル・6速AT】
エンジン型式:1GD-FTV
エンジン種類:直4 DOHCターボ
総排気量:2754cc
最高出力:111kW(151ps)/3600rpm
最大トルク:300Nm(30.6kgm)/1000~3400rpm
燃費性能
燃費性能に関しては、お世辞にもいいとはいえません。カタログ数値はあくまでも目安です。積載量によって大きく変わりますので、WLTCモード燃費の数値よりも実際は下まわることがほとんどと考えていいでしょう。
WLTCモード燃費
●2.7L
8.8km/L
●2.0L
9.0~9.4km/L
●2.8Lディーゼル
11.7~12.5km/L
ハイエースの歴史
小型トラックのトヨエースを名前の由来とする、ハイエース。高級な、より優れたという意味のHighと、トラック・ワンボックス系商用車に使用されたAceを合わせ、名称としています。
初代 H10系(1967~77年)
商用トラックのトヨエースから派生した小型車として67年に登場したハイエースは、登場当初はトラックボディのみでした。しかし半年後には、ワンボックスタイプのバンを追加で投入。バン、ワゴン、コミューター、トラックの4種類をラインナップしました。エンジンは1.3Lと1.5Lのガソリンエンジンを、トルク重視にチューニングし搭載しています。
バンが中心の商品展開でしたが、9人乗りワゴンや12人、15人乗りコミューターも揃え、救急車などの特殊車両ベースにも重宝されるようになりました。キャブオーバー車ながら乗用車に近いライドフィールを目指し、フロントには独立サスペンションを採用するなど、現代へと通じる思想はこのときすでに構築されていました。
2代目 H20~40系(1977~85年)
77年に登場した歴代唯一のグリルレスデザインをもつ2代目。ヘッドライトは丸型4灯から、印象的な丸型2灯へと変更されました。ラインナップは、バン/コミューター(12・15人乗り)/トラックの3種類でスタート。9・10人乗りのワゴンは遅れて追加されました。
エンジンは1.6L/1.8L/2.0Lのガソリンエンジン3種から選べましたが、79年に初のディーゼルエンジンを追加しています。同年のマイナーチェンジでは、ワゴンに快適性を重視した上級グレード「スーパーカスタム」を初設定。現在のアルファードにもつながる高級化路線へのキッカケになりました。
なお、トラックが同じ設計となっていたのはこの世代までで、次世代からはトヨエース/ダイナと共有化します。
3代目 H50系(1982~89年)
82年に登場した3代目からは、より乗用車らしさを強めたワゴンと、商用のバン/コミューターは明確に差別化されることとなりました。ワゴンには上下2段の角形4灯ヘッドライトを、バン/コミューターには丸型2灯をそれぞれ装備。さらにワゴンには、乗り心地を向上させるためリアサスペンションのリーフスプリングがコイルスプリングへと変更されています。
バンでは、現行型でも選べるフラットフロア仕様の「ジャストロー」が初めて設定されました。AT車をラインナップしたのも、バンはこの3代目が初めてでした。シートを任意に動かせる3ウェイシートなど、使い勝手に応じた仕様となっていることも特徴です。
85年のマイナーチェンジでは、ワゴンにフラッグシップグレード「スーパーカスタムリミテッド」を追加。2列目をキャプテンシート化し、ラグジュアリー路線へ一気に舵を切ります。そのほか、87年のマイナーチェンジでは多くのグレードに4WD車が設定されています。
4代目 H100系(1989~2004年)
バブル最盛期、そしてRV(レクリエーショナル・ヴィークル)ブームが始まったころに登場した4代目では、ワゴンの高級化が一層進み、トヨタのもう一つの最高級車とキャッチがつくほどになりました。
その装備を数点挙げるだけでも、最上級グレードのスーパーカスタムリミテッドの高級化は理解できるでしょう。サードシートの頭上にまで開口部を設けた「トリプルムーンルーフ」、キーをオフでシートが後方スライドし、キーを抜くとステアリングが上がる世界初搭載の「パワーイージーアクセスシステム」、こちらも初搭載の「電動スライドドア」、ドライバーと3列目シート搭乗者との会話を明瞭化したハンズフリーマイク「ジョイフルトークシステム」、そして、なんと駆動をリニアモーターで行っていた「電動ダブルカーテン」など数々の先進装備が惜しみなく投入されました。
大型のセカンドシートは左右独立の2人がけでしたが、シート自体は一体型構造となっていて、360度回転可能。90/180/270度それぞれで固定ができるようになっていました。乗り心地は、現代のアルファードなどの高級ミニバンに通ずる快適さが味わえ、センターアームレストには当時ではまだ珍しかった、左右どちらからでも開閉できるコンソールボックスが備わっていました。
足まわりには電子制御サスペンション「TEMS」を装備。スポーツ走行などのモード選択機能ではなく、あくまでもブレーキング時のノーズダイブを低減させることを目的としていました。ブレーキング時にメーター内のインジケーターがHARD表示に切り替わることでしか動作は確認できませんでしたが、同乗者のクルマ酔い防止にも効果的な装備でした。
バン/コミューターは、先代同様ワゴンとフロントフェイスのデザインが明確に分けられていました。フロントグリルのHIACEエンブレムは、後期型でトヨタのCIマークへ変更。ジャストローのリアタイヤが、小径ダブルから普通のシングルタイヤへと変更されたのも、この4代目からでした。
5代目 H200系(2004年~)
ワンボックスからミニバンへとファミリーカー需要が移り変わるとともに、ワゴンのスーパーカスタム系を廃止。ラグジュアリーMPVの役目は、アルファードに統一されました。ハイエースはバン/コミューター(ワゴン)のみのラインナップとなり、商用車重視へと原点回帰しました。世界中でその優れた性能は評価され、日本でも20年を超えるロングセラーモデルとなっています。
6代目 H300系(2019年~)
海外市場で販売されている、セミボンネットタイプの大型バン。日本市場には未導入ですが、高級MPV「グランエース」はこの6代目ハイエースをベースとしています。TNGAシリーズの商用プラットフォームを使用し、2.8Lディーゼル、もしくは3.5Lガソリンエンジンで、5mオーバーの大型ボディを軽快に走らせます。

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