ルークスの買取参考相場と傾向
日産のルークスは、ルーム(Room)とマックス(Max)をかけ合わせた造語で、その名の通り、コンパクトなボディとは裏腹に、全高は1700㎜を超えとても広く快適な室内で、荷物の出し入れや人の乗り入れも非常にしやすく、高い燃費性能や走りやすさといった魅力があり、軽自動車としてはトップクラスの車種となっています。
買取相場は3~176万円で、年式の新しいものは価格は上昇傾向にあり、それ以外は横ばいと価格に差は出ますが、人気のスーパーハイトワゴンのため需要は多くなっています。
三代目
2020年に登場した現行モデルである三代目の買取相場は70~218万円となっています。
特に人気のグレードであるハイウェイスターXプロパイロットエディションは115~143万円で、プロパイロットを搭載しているグレードは人気が高く、状態次第ではさらに高値が付く可能性もあります。
まだ登場して新しいのもあり、おそらくしばらくは高い水準での買取になるかと思われますが、売却を考えているのであれば、年式や走行距離を重ねる前に査定に出したほうがより高い金額は見込めるでしょう。
二代目
2014年にデイズルークスとして登場した二代目モデルの買取相場は19~189万円となっています。
グレード別で見ると、ハイウェイスターGターボは70~135万円、ハイウェイスターXは50~120万円、特別仕様車であるX Vセレクションは85~190万円と年式や走行距離で価格に振れ幅はあるものの、比較的高い査定が見込めます。
二代目モデルは、日産と三菱の合併会社が企画と開発を手がけたもので、それぞれの会社の強みが生かされたモデルとなっています。
モデル末期の2018年に、一部の仕様が向上され安全装備が強化されているため、2018年以降の年式だとより高額な査定が期待できる可能性があります。
初代
2009年に登場した初代ルークスの買取相場は11~22万円となっています。
それまでの軽自動車の常識では考えられなかった快適な室内空間や、時代の最先端を行くような洗練されているデザインが特徴で、ルークス ハイウェイスターは日産ミニバンのカスタマイズカーシリーズである、セレナやエルグラントのハイウェイスターのスタイルが採用されており、スタイリッシュな外観と内装が特徴となっています。
また、装備も充実していて実用性が高く、助手席アッパーボックスなど、普通車ではなかなか見られない装備もついています。
販売から時間は経過しているものの、一部の使用が向上された2012年以降のものだと比較的高い査定が見込まれるでしょう。
ルークスの買取時の注意点
スタイリッシュなデザインが人気のため、アフターパーツが装着されていると高い査定につながります。しかし、好みの分かれるステッカーや、社外製のものを多く使っていると逆にマイナスになる可能性があります。
中古で購入した後に自分好みのパーツを加える人も多いため、そのベースとしての需要もあるので、強い個性があると査定に響いてしまう可能性があり注意が必要です。
また、グレードやカラーで圧倒的に人気が違い、グレードはハイウェイスター、カラーはダーク系が人気が高い傾向があるので、査定前に艶出しなどの手入れを行っておくと査定に有利になる場合があります。
また、走行距離の短く、年式の新しい車が好まれるので、売却を考えているならばキリのいい数字になる前に早めに査定に出したほうがよろしいでしょう。
ルークスを高く買い取ってもらうコツ
日産の軽スーパーハイトワゴンとして人気のあるルークスには、様々なグレードやカラーがありますが、特に人気のあるものが以下の通りとなっています。
ルークスの人気グレード
ルークスには標準モデルとハイウェイモデルの二つのスタイルがありますが、その中でも人気のグレードは以下の通りです。
・ハイウェイスターXプロパイロットエディション
・ハイウェイスターGターボプロパイロットエディション
・ハイウェイスターGターボ
・ハイウェイスターX
・ハイウェイスターターボアーバンセレクション
・ハイウェイスターターボアーバンセレクションリミテッド
・ハイウェイスター アーバンセレクション
一番人気のハイウェイスターXプロパイロットエディションの買取相場は115~143万円となっています。
このグレードは、日産独自の最新の運転支援システムである「プロパイロット」が標準装備されており、高速道路での運転アシストによって負担を大幅に軽減してくれます。両側にはハンズフリーパワースライドドアが搭載されており、利便性も充実した車種となっています。
ハイウェイスターGターボプロパイロットエディションの買取相場は107~156万円となっています。
ハイウェイスターXプロパイロットエディションとの違いは、ルークスで唯一の最高出力64psを発揮するターボエンジンを搭載したグレードとなっている点です。
また、15インチのアルミホイールを採用しており、軽自動車としては車体の重いルークスですが、ターボエンジンによりコーナリングの踏ん張りが効き、見た目もカッコよく、車好きにはたまらない魅力であるでしょう。
ハイウェイスターXの買取相場は97~132万円となっています。
ハイウェイスター専用装備をまとい、標準モデルとは違い、迫力のあるスタイルとなっています。
また、ヘッドランプ、ポジションランプ、フォグランプにLEDを採用しており、夜間の視認性や非視認性が向上し、見た目も先進的な印象を与えており、大きな魅力となっています。
どれも人気なものはハイウェイスタースタイルが多く、その中でもプロパイロットを搭載するグレードが人気が高くなっています。反対に標準モデルは、ハイウェイスターに比べると機能性や外観のインパクトが劣るので人気は低く、あまり高く査定されない傾向があります。
ルークスの人気カラー
豊富なカラー展開もルークスの魅力の一つであり、人気のカラーは以下の通りです。
・ホワイトパール
飽きが来ず、アイボリーの内装にもぴったりの定番色で人気を得ています。汚れは目立ちますが手入れがしやすく、維持をするのが楽なところも人気の理由の一つです。
・アメジストパープル
こちらはハイウェイスターのみのカラーですが、内装色によく合い、高級感を漂わせるカラーとなっています。
・スパークリングレッド
鮮やかで上品な高級感のあるカラーとなっています。意外と汚れが目立つカラーなのでこまめな手入れが必要です。
ルークスの人気オプション
日産ルークスには多くのオプションがありますが、人気なものは以下の五つです。
・ハンズフリーオートスライドドア
荷物や子供を抱いて手がふさがっているときに足をかざすだけで、スライドドアが開閉する仕組みになっています。上級グレード以外は助手席側にしかついていないので、利便性を考慮して両側につけておく人も多いです。
・ベーシックパック
雨の日などの天気の悪い日に換気をするときに役立つ「プラスチックバイザー」、ナンバープレートの装飾とともに盗難防止にもなる「ナンバープレートトリム+ナンバープレートロック」、足元の見栄えを良くし、掃除の負担を軽減する「フロアカーペット」がセットになったパックで、ルークスに乗るうえでは必需品とも言えるので人気のオプションです。
・バックドアストラップ
ルークスは軽自動車にしては車高が高いので、小柄な方がバックドアを閉める際にとても便利なオプションです。
・日産オリジナルナビゲーションMM319D‐L
画面は9インチで大変見やすく、最速ルートの検索や、オペレーターとつないで通話ができる「日産コネクトサービス」が搭載されており、駐車位置を探したり、離れたところからのドアロックが可能です。
・エクステリアブラックパッケージ
標準のフロントマスクをよりカッコ良くし、周りとの差をつけたいという方におすすめのオプションです。