RX-8(マツダ)の買取相場・査定価格
RX-8(マツダ)の買取実績や年式・走行距離・グレードごとの相場価格をご覧いただけます。

マツダ RX-8の買取参考相場
29.7万円 〜 406.6万円
| 下取り価格 | 27.0万円 〜 386.3万円 |
| 年式 | 2003年 〜 2013年 |
| 走行距離 | 20,000km 〜 170,000km |
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RX-8の年式別買取参考相場
| 年式 | 買取参考相場 | 実績 |
|---|---|---|
| 2003年(22年落ち) | 0.0万円 〜 229.0万円 | > |
| 2004年(21年落ち) | 10.4万円 〜 198.9万円 | > |
| 2005年(20年落ち) | 7.8万円 〜 204.0万円 | > |
| 2006年(19年落ち) | 43.9万円 〜 226.9万円 | > |
| 2007年(18年落ち) | 0.7万円 〜 212.3万円 | > |
| 2008年(17年落ち) | 70.3万円 〜 426.4万円 | > |
| 2009年(16年落ち) | 19.8万円 〜 336.1万円 | > |
| 2010年(15年落ち) | 72.2万円 〜 346.0万円 | > |
| 2011年(14年落ち) | 16.2万円 〜 302.6万円 | > |
| 2012年(13年落ち) | 30.9万円 〜 431.1万円 | > |
| 2013年(12年落ち) | 95.0万円 〜 296.8万円 | > |
※1 買取相場価格は弊社が独自に統計分析した値であり実際の買取価格を保証するものではありません。
※2 同年式の流通台数が少ないため、同型車種 / 近接年式のデータで推定しています。
RX-8の買取参考相場と傾向
マツダRX-8はフルモデルチェンジを行っていないため、世代による人気差はありません。s査定額に影響するのは、マイナーチェンジより前か後か、もしくは走行距離が短いかどうか。くわえて、MT車かAT車かです。
マイナーチェンジ前は2003~2007年式が該当します。買取参考相場は1~229万円で、状態が悪い場合、ほぼ値段が付かないケースもあり得るのが実際の所です。一方で流通台数は比較的多く、現在全体の6割をマイナーチェンジ前の年式のクルマが占めています。
対して、マイナーチェンジ後に該当する2008~2013年式の買取相場は16~431万円であり、価格帯に明らかな差があります。ただし流通台数は全体の4割と比較的少なめであるため、需要が大きくより高額査定がつきやすい状態です。
また、RX-8の場合、査定時に重要視されるのはエンジンの状態です。RX-8の大きな魅力は「マツダにおける、純エンジン搭載車としてはおそらく最後になるであろうロータリーエンジンスポーツカー」という部分です。買い手はそのポイントに惹かれて購入を検討するため、肝心のエンジンが悪い状態にあるクルマは、需要が大きく損なわれます。
したがって、走行距離がさむほど走行性能が落ちていると判断されるため、査定時は重点的にチェックされます。7万km台以下であれば、買取相場は8~456万円であり、高額査定が期待できる水準です。10万km台以下になると、買取相場は1~369万円程度になります。状態が良いと300万円以上の値が付きますが、一方でほぼ値が付かないケースが発生します。11万km以上になると、買取相場は1~269万円となり、300万円以上になるケースはほとんどなくなると捉えてかまいません。
よって、グレードなどが良いからといって「高額査定は確実」などと期待するのは、おすすめしません。ポイントはエンジンの状態です。ひいては、今までの乗り方や走行距離、メンテナンスなどが査定に影響を与えると考えてください。
また、RX-8の特徴として、2003~2013年の販売期間の中で、継続してMT車を販売し続けた点が挙げられます。現在MT車は、愛好家がいる一方で主流ではなくなりつつあるため、自然と需要が集まりやすくなっており、高額査定が見込めます。
RX-8の豆知識
マツダRX-8は、2003〜2013年の10年間販売されたクルマです。
前述しましたが、最大の特徴はエンジンです。「RENESIS(レネシス)」と名付けられた新世代ロータリーエンジンは、軽量かつコンパクトなサイズ感ながら、ハイパワー仕様で250psにのぼる高出力を実現します。
発表当時は「新世代ロータリーエンジンを搭載したスポーツカー」という触れ込みでした。しかし、他社のスポーツカー同様、京都議定書締結後の排ガス規制をパスすることが困難になったため、2013年に生産終了となってしまいました。よって、純エンジン車としては、マツダ最後のロータリーエンジン車となりました。
スポーツカーというジャンル自体、クルマの中でも愛好家が多い傾向にあります。加えてRX-8の場合、ロータリーエンジンという個性も兼ね備えているため、さらに愛好家が多いモデルとなっています。
買い手側も愛好家が多くなるため、丁寧に乗っていたかどうかが、評価の分かれ目です。状態が悪く、雑な乗り方をされていたと察せられるようなクルマは、需要が小さいため査定額も低くなります。
RX-8を高く買い取ってもらうコツ
RX-8のニーズの肝は、ロータリーエンジンというエンジンの特殊性です。そのため、年式や走行距離などの一般的な基準に加え、エンジンの良し悪しが考慮されます。
エンジンの状態を良好に保つためには、無理な乗り方をしないだけでなく、日ごろのメンテナンスが重要です。いかにエンジンに配慮して、丁寧に手入れしているかで、長い目で見た際の劣化具合に差が出ます。
エンジンのメンテナンスの主流な方法は、オイル交換です。しかし、単にオイル交換をするだけでは、やや不足があります。エンジンに対して適切なオイルを利用する、オイル交換のタイミングはやや早めにしておく、フィルターにも注意するなど、意識するポイントは複数あります。RX-8の場合はメーカーが推奨するオイルを選びましょう。
逆に、推奨オイルを利用しない、オイル交換を後回しにするなどの乗り方をしていると、その分エンジンにダメージが蓄積してしまうため、査定額は下がります。売却予定があるのであれば、ほかの部分に加えて、エンジンに対する意識を強めに持っておくのがおすすめです。
RX-8のモデルの特徴
RX-8の特徴は、高い走行性と快適性を両立させていることです。
マツダ伝統のフロントミッドシップをさらに改良した、アドバンスドフロントミッドシップが採用されています。これにより重心がクルマの中央部に集まりやすくなり、ヨー慣性モーメントの低減に成功しました。同時にローボンネットの形になったため、それを生かすべく2種類のサスペンションが搭載されています。フロントには当時新開発であったインホイールタイプ・ダブルウィッシュボーン式を、リアにはロングリンクマルチリンク式を採用することで、より操作感や安定感が向上しています。
一方で、快適性も両立されています。4ドア・4シーターで空間的にもゆったり乗れるようデザインされており、居住性や後席への乗降性はスポーツカーの中でトップレベルです。センターピラーが無く観音開きでドアを開閉する点が大きな特徴で、これにより乗降性がより向上しています。
走行性と快適性の両立の核となっているのは、前述したロータリーエンジンです。レネシスの、小型かつパワフルという優れたスペックが、RX-8の魅力の土台となっています。
RX-8の人気グレード
RX-8の人気グレードは、以下のとおりです。
いずれも、状態が良いと300万円以上の値が付くケースも多く、ほかのグレードよりも高い査定額になりやすい傾向にあります。
タイプSは発売当初から設定されている上級グレードです。販売当初、グレードは廉価順から「ベースモデル」「タイプE」「タイプS」でした。そのため、タイプSは初期の上級グレードというポジションでした。210psが限界であるほかの2グレードと異なり、唯一250psの馬力が出るグレードであるため、登場時から高い人気を博しました。現在でも人気は根強く、買取相場は47〜326万円という高値をマークしています。
一方タイプRSは、後年マイナーチェンジした際、追加されたグレードです。位置づけとしてはタイプSより上になり、後期の最上級グレードという扱いです。専用エアロパーツや19インチアルミ鍛造ホイールなどが装備されており、走りを邪魔せず、かつ今までのグレードと一線を画す、高級感のあるスタイリングを実現しています。エンジンもさらに見直しが行われ、操作性と安定性がさらに向上したほか、最終減速比の低速化などによって加速感を重視した仕上がりになりました。発売当初から大きな人気を博し、現在も根強い支持を得ています。買取相場は24〜373万円であり、タイプSをやや上回る価格が付くケースもあります。
スピリットRは、RX-8の生産終了を見据えて発売された、最後の特別仕様車です。専用シートや専用塗装アルミホイールが装備されているうえ、オプションであったSRSエアバッグシステムが標準装備されているなど、仕上がりがグレードアップしています。しかし、もっとも大きな特徴は、限定で2,000台しか販売されなかったという、希少性です。当初は1,000台の販売予定で、想定以上の好評を博したため、さらに追加生産されました。しかし、追加されても合計で2,000台だけの販売となったため、現在でも供給より需要が大きい状態です。買取価格相場は29〜406万円であり、RX-8の中でもトップレベルの需要の高さです。
RX-8の人気カラー
RX-8の人気カラーは、以下の通りです。
- ブルー系
- ブラック系
- シルバー系
- レッド系
- ホワイト系
特筆すべきは、無難なカラーとして車種を問わず人気なブラック・ホワイトだけでなく、ブルーやレッドなどのビビッドなカラーが劣らない人気を博していることです。スポーツカーということもあり、ブルー・レッドなど王道の鮮やかなカラーの需要が高い点が特徴です。
なお、ビビッドなカラーとしてはブルーやレッドの他にも、「ノルディックグリーンマイカ」などの緑系や、「ライトニングイエロー」などの黄色系があります。しかし、上記の内グリーンとイエローは、販売から数年で廃色となっており、需要としても低めであるため、ビビッドなカラーであれば無条件に人気があるわけではなく、赤、青に人気が集中していることがうかがえます。
RX-8の人気オプション
RX-8の人気オプションは、BOSEサウンドシステムやエアロパーツなどです。
BOSEサウンドシステムは、ボーズ社が開発したサウンドシステムです。車両の設計段階から共同開発を行い、RX-8だけにアジャストするサウンドシステムに仕上がっています。単に音質が良いだけでなく、乗車中音楽の妨げとなるエンジン音や走行ノイズなどをリアルタイムで補正する機能も備わっているため、快適性がぐんと向上しました。特に、ドライブしながら音楽を聴くユーザーにとっては、かなり価値の高いオプションといえます。
ETCとサウンドシステム、どちらにもいえることですが、純正品であれば評価は高くなりやすくなり、そうでない場合は、評価が伸びにくくなります。。特にサウンドシステムはRX-8専用装備となっているため、ほかのサウンドシステムよりも加点につながりやすい傾向があります。
また、メーカー外のパーツで下手にカスタムされているよりも、ノーマルなほうが良いと判断するユーザーは少なくありません。純正品のオプションをつけられないなら、ノーマルな状態を保っておくほうがベターです。

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