ヴェゼル(ホンダ)の買取相場・査定価格
ヴェゼル(ホンダ)の買取実績や年式・走行距離・グレードごとの相場価格をご覧いただけます。

ホンダ ヴェゼルの買取参考相場
42.2万円 〜 501.3万円
| 下取り価格 | 38.4万円 〜 476.3万円 |
| 年式 | 0年 〜 2024年 |
| 走行距離 | 0km 〜 150,000km |
※2025年12月現在
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ヴェゼルの買取価格の12ヶ月の推移
この1年間のヴェゼル買取相場は、大小の上下を繰り返しています。2024年末から水準を落とし、2025年1月~5月は120〜160万円台で推移していましたが、6月には270万円付近まで急騰し、7月も高値を維持しました。しかし8〜9月には150万円前後まで下落、10月に230万円付近へ急回復したものの、25年11月の買取相場は約116万円と再び落ち着いた水準となっています。
売却時はこの変動幅を意識し、タイミングを見極めることが重要です。ただし、相場は季節要因だけでなく、その月に流通した個体の年式やグレード、走行距離の偏りにも大きく左右されます。飛び値に惑わされず、グラフ全体で相場を捉えてから、より正確な金額についてはご自身の愛車に近い条件での詳細な買取実績を確認することをお勧めします。
ヴェゼルのオークション実績
ホンダ ヴェゼルの買取相場・査定価格
ヴェゼルは、フィットやフリードなどで使用されるコンパクトカーのプラットフォームを共有した、ホンダのクロスオーバーSUV。2013年に登場した初代が大ヒットを記録し、21年に2代目へと切り替わりました。24年4月には早くもマイナーチェンジが実施。24年4月~10月の月販平均台数は6000台/月を超えており、これはコンパクトカーのフィットを上まわる台数でもあります。
24年11月現在の中古車市場では、初代が約3300台、2代目が約2500台ほど流通していて、台数の差はほぼなくなってきています。中古車販売価格の平均は、前者が約170万円、後者が約300万円。全体的に高額で取引されることの多い人気車種でもあります。
同様に買取市場でもヴェゼルは人気があり、セルカでも高額買取が何件も成約しているクルマです。初代の買取相場は24年11月現在で約40~360万円ほど、同じく2代目は約90~495万円と、高額買取が十分狙える車種だといえます。
ヴェゼルの高価買取を実現するためのポイント
ヴェゼルは流通の多い車種ではありますが、需要も多いため比較的高額で取引されています。そしていくつかのポイントを抑えることで買取価格をアップも見込めます。
一般的にどの車種にも言えることですが、買取査定を受ける際は、以下の3点を意識しておくようにしましょう。
①細かな傷やへこみは修理しない
②車内外をきれいにする
③純正パーツや必要書類は揃えておく
①細かな傷やへこみは修理しない
傷やへこみなどは、修理して査定を受けた方が査定額のアップにつながることもありますが、アップした査定分よりも修理費の方が高くなる可能性が高いです。小さな傷などは査定に影響しないことも多く、修理の見積もり額と比較するのもアリですが、そのまま査定に出した方がよい場合も多いことを覚えておきましょう。
②車内外をきれいにする
中古車市場では、使用感のないクルマほど人気があります。自分で掃除してきれいにできることは、可能な限りしましょう。外装、内装問わず、汚れはマイナス査定に繋がるとは限りませんが、査定する人への印象はよくありません。加えて、匂いに関してはさらに敏感になりましょう。特にタバコやペットの匂いはマイナス査定の対象となります。これらに限らず、他人が使用した匂いはできる限り消臭したほうが、査定では好印象です。
③純正パーツや必要書類は揃えておく
使用感にも結果的に繋がるのですが、ちょっとしたカスタムや社外品のパーツの付属はマイナスになりやすい傾向があります。市場では、できる限り純正のノーマル個体が1番好まれます。車内の小物などはすべてきれいに外し、純正品との交換が厳しければ、純正パーツも付属するようにしましょう。加えて、取扱説明書、保証書、点検記録簿などの書類も重要な付属品となります。たとえ保証期限が切れていようと、しっかりとそれがわかるように付属させることが重要です。記録簿などで今までの車検・点検、または修理の履歴が明記されていない中古車は、マイナス査定の対象となります。
ここからは、高額査定を実現するためのポイントを4つの項目別に解説します。中古車市場でも人気が高いヴェゼルについて、特に需要のあるグレードやボディカラー、オプションを知り、少しでも買取に有利な条件を引き出せるようにしましょう。
ポイント1:グレード
ヴェゼルは2021年にフルモデルチェンジしており、2013年〜2021年3月までをRU系、2021年4月以降をRV系と呼びます。
RU系の人気グレードは
世代別では、13~21年までの初代と、21年から販売されている現行2代目モデルに分類されるヴェゼル。それぞれ1.5LのICE(ガソリンエンジン)車と同じく1.5Lエンジンとモーターを組み合わせたHEV(ハイブリッド車)をラインナップしていましたが、中古車市場では流通量の多いHEVが中心となっています。
現行2代目のグレード別新車販売構成比を見てみると、マイナーチェンジ前の半年間(23年10月~24年3月)で、e:HEV Z、e:HEV X、Gの順でトップ3を形成。なかでもe:HEV Zのシェア率は全体の76%にまで及び、ほぼ一人勝ち状態でした。
中古車市場でもこの傾向は同様で、やはり装備が充実している上級グレードのe:HEV Zが1番人気。2代目全体で約2500台の流通台数に対し、約1700台がe:HEV Zとなっています。流通量の次点はe:HEV Xで、同約300台。最上級のe:HEV プレイが同約250台、ICE車のGが約170台と続きます。
e:HEV プレイは流通台数で3位ですが、人気は最下位のGのほうが上となります。e:HEV プレイは上質なグレージュ内装と2トーンボディカラーが特徴でしたが、新車価格の高さがそのまま中古車価格にも反映。逆にGは安価なことがプラスとなり、中古車市場では人気が逆転する結果となっています。実際、24年4月のマイナーチェンジでe:HEV プレイはグレードとしては廃止され、パッケージオプションへと変更されました。
買取価格は、グレード人気に直接関係してきます。2代目ではe:HEV Zが1番高額の買取が期待できるグレードだといえるでしょう。
13年に登場した初代には、2代目と同様のZ、X、Gというグレード構成に加え、スポーティグレードのRSやツーリングが存在しています。純正用品ブランドのホンダアクセスが手がけたコンプリートカー「モデューロX」もラインナップされ、多種多彩なグレードを展開していました。
ICE車よりもHEVの人気が高いことは現行車と同様で、中古車市場での流通台数は3300台中2300台がHEV。このうちハイブリッドZとハイブリッドXは、安定した人気を誇ります。中古車市場での流通台数は、Gやベーシックグレードと比較すると、やはりZやXといった上級グレードのほうが多く、買取も優遇される傾向です。
そして、RSやツーリング、モデューロXといったスポーティグレードは、ZやXと比べれば特殊な需要となります。走りの性能を重視するユーザーに好まれる傾向ですが、新車時の販売台数がそこまで多くないため流通台数も多くありません。ZやXよりも希少価値が高くなるため、さらに高額買取につながる可能性があります。買取額が数十万円プラスになることも珍しくはないでしょう。
見逃せないポイントとして、初代にはADAS(先進安全運転支援システム)のホンダセンシングが装着されていない個体もあるということが挙げられます。ホンダセンシングは16年2月の一部改良で初めて採用された機能です。当然これ以前に登録されている個体は付きませんし、採用後も非装着車を選ぶことができました。
このホンダセンシングの有無は、買取条件にも大きく関わってきます。というのも、現在では付いてて当たり前となってしまった機能であり、当然買取額にも響くからです。ホンダセンシングの付いていない個体は、買取額が数万円~数十万円単位でマイナスになると考えていたほうがよろしいかもしれません。
ポイント2:カラー
ヴェゼルの人気カラーは、一般的に定番カラーと呼ばれるホワイトやブラック、シルバー系のカラーです。
特に
・プラチナホワイトパール
・クリスタルブラックパール
・メテオロイドグレーメタリック
以上の3色が人気で、リセールバリューも高いです。2代目からは、e:HEV プレイもしくはプレイパッケージでツートンカラーの選択もできますが、需要は限られているため、上記の3色がやはり人気となっています。
ポイント3:オプション
買取時にプラスされることが予想される、2代目 ヴェゼルの人気オプションとオプションカスタマイズモデルは以下の5つです。
・Honda CONNECTディスプレイ
・マルチビューカメラシステム
・光のアイテムパッケージ
・カスタマイズモデル「アーバンスタイル」
・カスタマイズモデル「カジュアルスタイル」
【Honda CONNECTディスプレイ】
標準装備の「e:HEV PLaY」以外のグレードが対象になっている、ナビシステムが標準搭載されたメーカーオプションの9インチセンターディスプレイです。CD・DVDのようなメディア再生機能が省かれるため、ディーラーオプションの「ギャザーズ プレミアムインターナビ」より、コストパフォーマンスがよいことが特徴。リアカメラやフルセグテレビ、ETC2.0もセットになっています
【マルチビューカメラシステム】
フロント・リア・左右のドアミラーに設置された4つのカメラ映像を合成し、クルマの周囲をバーチャル俯瞰で投影するシステムです。自分の車を見下ろす形で、周囲の様子を画面上に映してくれるので、駐車などに不安がある人にも便利なメーカーオプションです。危険な場合はカーオーディオから警告音でもお知らせしてくれるので、近年高まっている安全性重視のユーザーからの人気が高くなっています。
【光のアイテムパッケージ】
流行りの室内イルミネーションパッケージ。センターコンソールの両サイドを始め、前席足元のフットランプ、サイドシル上のガーニッシュを点灯させる純正パッケージアクセサリーです。ホワイトとブルーの2色展開ですが、より点灯が分かりやすいブルーLEDのほうが中古車市場では人気が高い傾向です。
【アーバンスタイル】
ホンダアクセスが手掛けるコーディネートのひとつです。クーペライクなスタイルを強調したカスタマイズで、スポーティな雰囲気になります。力強さを感じさせるフロントグリルと、クロームメッキ加飾のフロントロアースカートやサイドロアーガーニッシュ、リアのエキパイフィニッシャーなどがスタイリッシュで存在感があります。
【カジュアルスタイル】
おしゃれでエレガントさの増したコーディネートです。ブラウンの差し色が特徴で、上品かつ上質な雰囲気を演出できます。アーバンスタイルとは違い、ホイールまで変更できるセットなので、よりカスタム性が高く、個性的で軽快なスタイルを好む人に人気です。アーバンスタイルと同時購入も可能ですが、ピンポイントでカスタムする人がほとんどで、装備されていると市場価値も上がります。
ポイント4:内装・外装
内装や外装はキレイな状態に保つことは欠かせません。新車と比較したときにどれくらいのコンディションが保たれているかは、査定に影響します。外装はもちろん、内装についても日々のメンテナンスやお手入れは必須です。
また、ヴェゼルは内装や装飾にもこだわっている車種でもあります。カスタマイズして楽しむ方もいらっしゃいますが、査定の際は純正に戻すもしくは純正パーツを準備しておくようにしましょう。
ヴェゼル買取時の注意点とは?
ヴェゼルはSUVという特徴から、街乗りからアクティブなシーンまで幅広い道路状況で場所を選ばず走行できることが特徴です。ただ、悪天候やアウトドアでの使用など、悪路走行を頻繁に行えば当然ボディの傷や汚れの発生リスクは高まります。
高く買い取って貰うためには、傷や汚れが付きやすいことを念頭におき、日頃のお手入れを忘れないようにしましょう。
ヴェゼルの買取・売却の傾向
ヴェゼルは、SUV初心者でも扱いやすいコンパクトな形で、新車価格が300万円を切る手の出しやすい価格が魅力の車種です。そのため、他のライバル車と比較しても流通数が多くなっていることが特徴です。しかしながら、人気車種がゆえ需要も高いため、3年落ち、5年落ち、7年落ちとで査定額は下がるものの、安定した買取額が見込めます。
3年落ち
3年落ちの比較的新しい現行タイプの買取相場は、90〜 470万円台となっており、新車価格の約1/3以上にはなる可能性が高いです。中古車市場では2022年3月以降多くの車種の買取相場が下がりましたが、下落幅が狭くあまり影響を受けていないのがヴェゼルの特徴でもあります。
今後も200万円台の買取価格が付く可能性もあるため、年式を意識しつつタイミングを見て売却の判断をするといいでしょう。
5年落ち
5年落ちのヴェゼルは、18年2月登場のマイナーチェンジ以降がほとんどとなります。2022年に中古車市場全体で買取相場が下がった影響を受けましたが、初代のなかでは高値をキープしています。ADASのホンダセンシングが全グレードに標準化したことや、スマートフォンのミラーリング機能などの最新装備が導入された背景から、後期型は初代のなかでは高額買取が期待できるモデルです。個体の状態にもよりますが、ZやXのHEVモデルで130万円以上、RSやツーリングなどのスポーティモデルではさらに上の買取金額が期待できます。
7年落ち
7年落ちのヴェゼルは、年式的に初代の前期型となります。ホンダセンシングをはじめとした最新装備が付かない個体も多く、一世代前のクルマとして見られてしまうことから現状買取価格は100〜170万円前後を推移しています。年式もそうですが、ファミリーカーとしても使いやすいヴェゼルは、長く使われることが多く走行距離も伸びやすいため、買取価格があまり上がらない要因になっています。査定額アップを狙うなら、少しでも早く売却することを意識しておくとよいでしょう。

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※2 セルカで売却されたお客様の、セルカ売却価格と他社査定額の差額平均額を算出(当社実施アンケートより2022年4月~2024年9月 回答1,533件)
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